4年前期

目次

4月

コロナにより学校が立入禁止になり、ファブラボが使えません。
また個人的に帰国できない状況により、パソコンが使えないため、作業を進めることがさらに困難でした。スマホでは難しい部分です。
そのため、卒論を進めようと考えました。
全体の構成を考えました
1. 研究の背景と目的
1-1デジタルファブリケーションによる服のイノベーション(研究背景)
1-2本論文の目的
1-3本論文の構成
2. レーザカッターによる服のイノベーション
2-1レーザーカッターとは?
2-2服作りとレーザーカッター の相性
2-3実例
2-4考察
2-5まとめ
3. 3dプリンターによる服のイノベーション
3-13dプリンターとは
3-23dプリンターと服作りの相性
3-3素材による可能性
3-4構造による可能性
3-5実例
3-6考察
3-7まとめ
4. デジタルファブリケーションがもたらす革命(各所のまとめと結論)
4-1レーザーカッター によるイノベーション
4-2 3dプリンターによるイノベーション
4-3 ファブラボと服作りとイノベーション
4-5結論
参考文献

以上(200430)

5月・1回目の授業

・卒論を実際に書いてみる
・参考文献を集める
・卒論を実際に書いてみる
別ファイル
・参考文献を集める 別ファイル
→上記の内容は白紙に戻し、
少し方向修正をして、既存の服と3dプリンターの融合について考えていきたい。
安い既製品の中では、工場規格で作られている服が増え、違うお店行っても、似た色と似たデザインのものが売っていたりします。
そこで差別化を図るのに3dプリンターはやくにたてるのではないか。

以上(200514)

5月・2回目の授業

今週は卒論を1000文字分進めるのが目標!→1500字以上かけたが、いまいちまとまっていない。  研究の軸が決めれてないから、あれもこれも足している気がする。だからまとまりにくのではないか。序論より先に本論を書いた方がまとまるのだろうか。

○3Dプリンターの実用性に関する課題
 本論文では、デジタルファブリーケションの実用性について、問題点を洗い出し、改善策を見つけていきたい。また、新しいデジタルファブリーケションの活用法として、既製品との融合に挑戦していきたい。本論文では主に服作りとデジタルファブリーケションの可能性を探っていきたい。
 現在自動車業界をはじめとする一部の企業では、3Dプリンターなどの立体印刷機を製品作りの現場で使うようになってきた。試作だけではなく、印刷した部品が実際の製品に使われることも増えた(1)。また、高価なイメージがある3Dプリンターですが、近年は1万円のモデルのものも発売されており、誰もが手に入りやすいものになってきた(2)。一方で、3Dプリンターが普及しても、試作を作るイメージの方が強いのではないだろうか。実際に使うには、強度の問題や品質の差が出やすかったりなどのデメリットがまだ目立っており、実用化の普及には至ってないのが現状である。
 デジタルファブリケーション機器の登場により、産業では様々なイノベーションがもたらされた。個人レベルでオーダーメイドなものを作れることが可能になってきたのである。またデータの共有により、世界中のどこでも、すぐに大量生産することも可能になった。
 従来は大量生産を同じ規格でおこない、安い人件費のところで作って、それを輸送して、安く消費者に届ける生産ラインが主流で、ユニクロやZARAなどのファーストファッション(3)のような形で消費者に届くようになった。服作りの大量生産は近年の産業革命により可能になった。誰もが安くてある程度の、品質があるものが手に入るようになった。一方で、輸送の際の二酸化炭素問題や大量消費によるゴミ問題の増加など、様々な環境問題の原因にもなっている。そこで、今後は近場のオーダーメイドが主流になるのでないだろうか。
 デジタルファブリーケションが普及し始めてから、技術の進歩は日々行われている。新しい素材や機材の開発が進むにつれて、デジタルファブリーケションが貢献できる分野がさらに広がるのではないだろうか。本論文では、デジタルファブリーケションの現状と服作りの現状についてみていき、今後の新しい消費の流れについて考察していく。

[1]車の工場の例を後で調べる
[2]3Dプリンターの普及と価格についての資料を後で調べる
[3]ファーストファッションちゃんと調べる
○先行研究

○本論文の目的
 本論文では、環境問題をはじめとする、様々な問題の解決法として、製品作りにデジタルファブリーケションを取り入れる利点と欠点について研究している。現段階では、デジタルファブリーケションは個人の利用の方が多い。(4)デジタルファブリーケションの登場により、個人が作れるものの幅が大きく増え、低価格化にも影響した。その実績を応用し、大規模な生産ラインの中で活躍できるのではないだろうか。デジタルファブリーケションの特徴として、データの微調整がしやすいことから、オーダーメイド品を作る際にも役に立つ。オーダーメイドとまではいかなくとも微調整してマスカスタマイゼーション(5)の製品作りが可能になるのではないだろうか。個人差が大きいものといえば、服ではないだろうか。標準規格(6)は存在するが、自分に合うとは限らない。同じMサイズでも着れるものと短かったり、きつかったりしてきれないものがある。またフリーサイズの服が増えたが、みんなが着れるからフリーではなく、大体は平均的なMサイズである。またインターネット通販の普及による服の購入のトラブルの中で、実際に来てみないと合うかわからないというものがある。そこで、オーダーメイドの服が作れるようになってきたら、自分なサイズを測っておき、入力してデータ化する。そしてそのあとそのサイズで注文してみる。そこから、実物を作り始める。そしたら、欲しい人にはちゃんとした着やすいサイズで届き、製品のロスが減るのではないか。この仕組みで活躍するのがデジタルファブリーケションではないだろうか。

[4]個人利用が多い調査
[5]マスカスタゼーションここで使うべきか検討する
[6]ジャスコ?標準規格、服の?調べる

以上(2020/05/21)

5月・3回目の授業

論文について考察中

そもそもなぜ3d プリンターが生まれたのか。それはラピッドプロットタイピングを作るため。
試作を素早く作れる。近年になって普及したのは特許が切れて安価な製品も作れるようになってきたのである。

・見つけた論文一覧(未整理)
○気温に左右されずにファッションを楽しむためのデザイン提案(2019)here
○自動車産業における3Dプリンタ活用の現状と展望(2017)here
○繊維リサイクルの観点による“つくる責任、つかう責任”(2019)here
○特集:「価値共創とマーケティング」ファッション産業における価値共創(2017)here


・個人的な意見・考察
3d プリンターに関する論文は主に2013年から2014年のものが多い。
2016年の白書にも言及されたことある
2013年にオバマ元大統領が発言している

本も発行年数が2013年が多く、技術や作り方を覚えるための本は2016年発行もある。
3Dプリンターを使うには二つの技術の習得が必要である。プリンター自体の扱いや材料の扱い、加工の仕方を覚えること。もう一つは3次元のデータを設計しなければならないこと。
2019年本の発行のものが少ないので、3d プリンターのブームはひと波過ぎ去ったような感覚を感じる。
一方で、近年は金属や食品など加工できる素材の幅が広がっているのではないか。
また感温フィラメントやTPUなどの柔軟性も表現可能になってきた。
また建築や医療、衣服、製造の現場まで使用領域が広がっている。
またジェネレーティブデザインなどの新しい設計技術の進歩もめまぐるしい 進化はしている。
だがまだ扱える人が少ないように感じる。学習をするのにハードルがあるのではないか。
近年はプログミングの義務教育化も行われていることから、近いうち、3次元の設計者が増えるのではないだろうか。

以上(2020/05/28)

6月・4、5回目の授業

帰国した。(4回目)

卒論の骨組みを作った。
論文、本を読み始めたので、後日GITにまとめたい

余談ですが、

FUSION360で歯車を作れました!嬉しかったので記録しておきます。

やり方はこの動画より学びました→YOUTUBE

動画をこのように表示するには、Youtubeの動画のページに“共有”ボタンがあるので、その中の埋め込みをコピーして、Bracketsにペーストすれば簡単にできます。

以上(2020/06/10)

6月・6回目の授業

○気温に左右されずにファッションを楽しむためのデザイン提案(2019)〈1**〉here

・引用
ーメモ


要点:
・衣服は洗濯する必要があるために電気パーツとの相性が悪い(5プロットタイプの制作より)
ー確かに、難しい
・靴が上下することで体を揺らすことによって運動を無理やり促すことで体温を温めることを目的としている(5−3(2)Moving Shortsより)
ーこのアイディアは画期的!普通体を温めるときはヒーターをつけるけど、運動によって温める視点はいいと思った。

○自動車産業における3Dプリンタ活用の現状と展望(2017)〈2***〉here

・引用
ーメモ


要点:
・クルマ全体を着せ替えられる新しい楽しさを実現した。クルマのデザインは購入前に決めるという固定観念を覆し、ライフスタイルに合わせ、購入後でも服をコーディネートする感覚で、いつでも自由に形や柄、空力特性が変えられる、という新しい価値を実現した。(2(2)ダイハツ・コペンより)
ーマス・カスタマイゼーションのいい論文かもしれない
ークルマのように着せ替えを服以外にも応用出来るのではないか?家電、家具、ランドセル(布や皮とは3Dプリンターは相性悪いかも、柔らかいもの??)
ー従来は相性悪かったが、構造や柔らかいフィラメント で解決できるのではないか?(追記2020/07/05)
ー筆者の見解はマス・カスタマイゼーションへ移行するよりも、安定供給するために今の仕組みがベストである。なので部品製造など一部で3dプリンターが導入、活用されて行くのではという見解である。その意見に少し賛成する。

以上(2020/06/17)

6月・7回目の授業

骨組みを大体決めてそれに関する論文を探す。

○特集:「価値共創とマーケティング」ファッション産業における価値共創(2017)〈3*****〉here

・引用
ーメモ


要点:
ーファッションのサービス業化は無理か?可能か?もの→サービスの時代の流れ。服を着ることによる体験?浴衣レンタルとかはサービス?(1はじめにより)
ーVRの着せ替えとかこそサービス!顔や体(ロボット化動物化)まで変えれるファッション性はすごい。でもリアルで使えない問題。
・(要約)ファッションは1シーズンによるトレンドがある流行商品を扱っている。2アイテム、デザイン、サイズ、カラーが非常に多い。3消費者の好みは多様化しており、ニーズごとにブランドが存在し、参入障壁が低い。 差別化で利益を得るのが難しく、相互に模倣し合っている。また価格競争にもさらされている。(3−1ファッション産業の特徴より)
ー形式知と暗黙知のはなしここででてくる。知識創造経営の話。(3−2より)
・レンタルクローゼット(5−2より)
ー月額料金払えば、服が自動で送られたりするらしい
・(要約)試着はバーチャルでする。鏡とかに写してなど。AIがファッションを提案してくれる。(5−3バーチャルフィッティングより)
ーファッションとテクノロジーと価値観についての良文!!!

以上(2020/06/25)

7月・8回目の授業

読書『考える衣服Conceptual Clothing』眞田岳彦(2009)株式会社スタイルノート〈4****〉(楽天KOBO所持)

・引用
ーメモ


要点:
ー服は繊維か、フィラメント じゃ難しいし、フィラメントを編むわけにはいかない。でも造形は可能かも、熱で溶かして編む、立体的に(p11)
ー服はより編むだけでなく、フェルトのように溶かし混ぜる(セーター洗濯して縮んだイメージ)も可能か!(p23)
ー捨て色…目を引くいろ赤など、売れないけど集客に役立つ色を店に並べる(p30)
ー展示で使えるのではないか?
ー第4章人と衣服は論文で使えそう(p34ー45)
ー環境問題とデザインについて(p61−65)
ー作品の紹介が載っているが、芸術的すぎて私の感性ではまだよく理解できなかった。
ー衣服は生態系と同じ(p123)

以上(2020/07/02)

7月・9回目の授業

前回授業のまとめ〈自分の研究に対する意見のまとめ〉

・意見(先生、ゼミ生)
→方針変更点
ーメモ

・DIY(自分で作る)というより、物質の進化の焦点を当てる方が良い?
・主題が微妙?問いが微妙?
  →DIYから「技術の進歩と衣服作り〜3Dプリンターによる服作りの可能性について〜」に変えた

・分野の棲み分け
A(従来の服の“作り方”から、服とは何かを再定義する?→実践レーザーカッター)
Β(服とは何か“素材”から服を問いただす?なぜ布が今までの主流なのか?なぜ布が使えわれるのか?代替手段はないか?→新しい素材に着目、3Dプリンター)
  →自分の研究はΒである。
ー従来の服作りの作り方に縛られなくていいのかも!?
ー毛皮やフェルト(論文4考える服より)や革など他にも素材はたくさんある。でも布以外洗濯機で洗いにくいイメージがある。お手入れたいへんそう、手間とお金がかかりそうなイメージ。

・新しい生産手段が出てくると、創る可能性は広がるのではないか?
ーパソコンの進化もマウス技術できたから、ダブルクリックが誕生した話を聞いたこともあるので、モノのイノベーションが起こると技術のイノベーションが促される関係があるのではないだろうか?
ー今はFAΒ機材はなかなかな進化だからそこから作品を作りたいかもしれない

・そもそも服は布じゃないといけないのか?
・毛皮→糸→??(今はポリエステルとかでしょうか?)
 私たちが生きている短い期間は服=糸ですが、服の素材は時代の技術にリンクしているのではないか?
・模様をつけれる技術が出たら模様のある服がたくさん作られて普及するし
・<元となる素材を創る技術>+<デザインの技術>=その時代の服
 +α<その時代の価値観(例女性の社会進出、貴族のコルセットなど)>これらが合わさってその時代の服を生んでいく?<技術+文化>
ー問い:服とは何か?今の技術の力で違う服が作れるのではないか?

前回授業のまとめ〈ポストコロナの授業についての感想〉

ー先生のモデルのように重ねて出力するのは服作りのパーツ量産が必要なときにすごく使える。
ー後加工まで楽にして考えるのは大切だと改めて思った。
・従来のデザインは問題解決デザインである。FABLABはスペキュラティブデザイン(こういう未来もありうるのでは?)によって作られたそうだ。
ースペキュラティブデザイン面白そう!自分の論文で使えないかな?
・工業の地産地消の話
ーFABがあれば地産地消で環境に優しいのではないか?

構成の骨組み更新と作業

・押切さん hereの分野に近いので、参考文献のページからいくつか読むことにした。

○戦後の洋裁学校の興隆・衰退に関わる社会的背景の要因分析(2016)斎藤佳子〈5***〉here

・引用
ーメモ


要点:
ー「アメ横」などでアメリカの中古衣料の闇市が戦後間もなくの日本で行われていたらしい(2洋裁学校の興隆と社会的背景より)
ー今も古着は発展途上国で販売されたり、闇取引されているイメージがある。日本は今では服は溢れていますが、服は食糧より優先順位が低いので戦後の衣服の供給に時間がかかったのではないか?

・卒業者は1年に52万人にもなるというからこのごろの若い女性はたいてい洋裁学校の門を潜っているといっても過言ではないといえる(2洋裁学校の興隆と社会的背景より)

ーすごく需要が高くなったり供給が不足すると、生活必需品なので、作ったり、自給自足する人は増えるのではないか?
 今の世の中(世界全体)はむしろ余っているから、服を創る人が減ったのではないか?田舎の古民家をリフォームしないと住めないなら、人は大工道具を持つけれど、今はお金さえ払えば都会の家に住める時代なので、そもそも創ることを人々は求められなくなったのではないか?社会全体での分業化が進んできたのだ。しかしその弊害は、お金のために働き、物づくりをやめた、コンテンツだけを消費する悩める人類ではないだろうか?(個人的な意見です。論文とあまり関係ないかもしれません。)

ーコロナのマスク不足はいい例かもしれない。
 需要が極端に高まり、供給が追いつかなくなった。輸入品に頼っていたからかもしれませんが、そこは詳しくわかりません。
  〜買えないなら、自分で作るしかないと家でマスクを手作りする人が増えた。
  〜国内の企業も専門外の分野からマスク供給に参戦する企業も増えた。
  〜国からも支給された。
  〜ビジネスとして、ユニクロが布マスクを販売し始めた。
 今まで需要が給食当番くらいしかなかった布マスクが一気に普及して、人々の手に行き渡った。これは戦後の衣料品不足に似ているのではないか?

・洋裁学校の衰退の直接の要因は、既製品が豊富に入手できるようになり、家庭裁縫の必要性がなくなったためである。その背景には、繊維産業の技術革新である合成繊維の事業化と、糸・織物・染色・衣服の製造工程の自動化がある。その結果、製造業者の知識集約化が進んで大規模化し、既製服が大量生産できるようになった。(3洋裁学校の衰退と社会的背景)
・(要約)女性の社会進出が洋裁以外の分野でも増え、大学への女子進学が増えたため、洋裁学校への入学者は減っていった(3洋裁学校の衰退と社会的背景)

以上(2020/07/09)

7月・10回目の授業

○読書『SFを実現する〜3Dプリンターの想像力〜』田中浩也(2014)株式会社講談社〈6*〉(横浜校図書館)

・引用
ーメモ


目次:
1SFとFAB 空想から現実へ
2メディアとFAB 情報から物質へ
3パソコンとFAB 「つかう」から「つくる」へ
4地域・地球環境とFAB グローバルからグローカルへ
5「ものづくり」とFAB 工場から工房へ
6デジタルとFAB そして「フィジタルへ」
7日本とFAB 過去と未来をつなぐ

要点:
・(要約)「モノ」を箱に梱包して輸送する→「モノ」を「電子データで受け取る」
データの流通が、モノの流通にとって変わった(p4)
ーデータを誕生日などに友人にプレゼントしたら、喜ばれるのだろうか?
ーこの本のSFはソーシャル・ファブリケーションの略です。(p6)

・デジタル革命3•0(人とコンピューターを繋ぎ、人の「手」を拡張する)(p36)
ー漫画でよく見るサイボーグ(改造人間、機械人間)のような人が現実で見れるようになるのかな?
ー物づくりは足し算(造形)と引き算(切削)(p49)
ーノートパソコン感覚でFABが部屋に置けたりするのかな(小さくコンパクトに、パーソナル化)(p61)

ードローンみたいな要領で服にスマホを埋め込めないか?(p120)

・素材の新しい性質を引き出す(p173)

○読書『てつがくを着て、まちを歩こうーファッション考現学ー』鷲田清一(2006)株式会社筑摩書房〈7*〉(横浜校図書館)

・引用
ーメモ


要点:
ー印象の反対は表現(p12)
・おしゃれというのは、じぶんを着飾るということではない。むしろそれを見る人への気くばり、思いやりだと考えると、服を選ぶときのセンスが変わってくる。(p13)
ー日焼けは肉体労働の象徴から、ホワイト労働者が増えるとオフ日の肉体運動の象徴になり、お金持ちや成功者は遊んでいる余裕をアピールするために日焼けを積極的にするようになった。(p21)
ー日焼けもファッション

-洋服と和服。洋は体に合わせる、快適にさせる、ソファとかもそう。和は人間側が合わせる、着物は着方を変えて合わせる、座布団は座る人の方が調整する。(p64)
-そんな文化の違いがファッションうにも現れているのではないか⁇格闘技でも道着とかは和服っぽいし、少林寺とかは中華っぽい服、海外の格闘技は普通の洋服で似てるのではないか?

-プルプルな服って作れるの?!さくっ、な服(p123)食感を感じる服
-ルーズソックスのような空気感ある服作れないかな(p139)
-視線が違うと気持ちいい、ハイヒールとしゃがむ(p179)
-作る服をどんな場面で着るのかが大事なのではないか?

○読書『ひとはなぜ服を着るのか』鷲田清一(2012)株式会社筑摩書房〈8**〉(横浜校図書館)

・引用
ーメモ


要点:
・災害のときも、支援物資としてまず最初に届けられるのが、食料と衣料です。(p8)
-上の本と同じ作者でほぼ同じ内容。哲学者だから、哲学の観点から見たファッションの話だった。衣服の作品例の写真はこっちの本でしか載ってなかった。
-匂いが発する服を作れないか?鈴みたいな構造で丸が内側で揺れるパーツ。牛の首についてる鈴のイメージ(p189)

○読書『「消費」をやめるー銭湯経済のすすめー』平川克美(2014)(株)ミシマ社〈9*〉(横浜校図書館)

・引用
ーメモ


要点:
-消費について書かれていた。商店街の盛衰やお金の価値観と日本人とアメリカの介入について書かれていた。
-たしかに、最近ものを消費する世代になってるかも。そのアンチとしてミニマリストも生まれている世代かもしれない

○読書『ファッションで社会学する』藤田結子、成実弘至、辻泉(2017)株式会社有斐閣〈10***〉(横浜校図書館)

・引用
ーメモ


要点:
-ジェンダーとファッションわりと関わり合いのある研究(p12)
・1960年代の後半になるまで、日本にはおしゃれな既製服はほとんど存在しなかったといってもよい。服は買うものではなく、作るもの。当時の洋裁学校や洋裁雑誌の興隆を考えれば明らかです。(p17)
-1章は日本の女性誌の歴史がわかりやすく書かれていて参考になった
-コミュニケーション論の授業で雑誌で見る異性の表象というテーマで、雑誌は性差の観念を作るのに一役買っているのではないかと言われた。他のメディアと比べて雑誌だけ女性・男性用とはっきり分かれている。そこで出てくる異性の表象が男は仕事女は見た目ではないかという話だった。また、性別のらしさを際立たせてるのではないか?
-ファッションは衣服という必要不可欠なもの(社会的、生物的に寒さ対策とか)からファッションという流行のある消費活動になってきている?日本では?(p43)
-2章は広告と雑誌が中心に述べられていて参考になる。


-(p83〜)雑誌の広告の内容分析の仕方が載っていて参考になる
-(p150)インタビューの進め方の方法が載っている
-(p223)アンケート調査の進め方が載っている
-(p277〜)参与観察の進め方が載っている


-女である(生まれつき)のではなく女になるのである。男も同じ(p112)

-服って上下の階級移動があるよね、ジーンズとか(p165)
-女性らしい服とかじゃなくて、生き方のファッションとしての服を作るべきか⁇
-自分の感覚は女子の可愛いの積み重ねであり、それはあくまでどこかのメディアから入ってきた情報である。
-ファーストファッションについて、定義や問題点が書かれている(p203〜)

以上(2020/07/16)

7月・11回目の授業

読書『「くらし」の時代ーファッションからライフスタイルへー』米澤泉(2018)株式会社勁草書房〈11***〉(横浜校図書館)

・引用
ーメモ


要点:
・人々がモノを買わなくなった。消費を嫌悪している。(pⅰ)
-エアークローゼット、おすすめの服が定期的に届く
-着る情熱が、暮らしや食べるに向いてる。オーガニックとかていねいに暮らすとか(pⅱ)
-毎日服装が取っ替え引っ替えの人より、毎日同じ服を着る人の方がおしゃれ!?(p2)
-↑の本たぶんこの本。『毎日同じ服を着るのがおしゃれな時代』(三浦展)
-着る時代→着る者の時代へ、コスメの時代(p8)

-1990年代にファースファッションが登場
-お金をかけなくても、おしゃれはできる。流行の服が買えると言う衝撃がファーストファッションによってもたらされた→大金を払ってまでおしゃれをする人が減った
-ユニクロはベーシックなデザインだけでなく、機能性がすごい!(p20)
-ユニクロでよくない?の時代(p34)
-妥協というか、服なんて所詮やそんなもんよって時代の価値観⁇ちょうど安くて機能性もあってブランド力もあるし、程よいなーという消極的な評価ではないか?(p34)

読書『ファッションは更新できのか?会議ー人と服と社会のプロセス・イノベーションを夢想するー』水野大次郎+ファッションは更新できるのか?会議実行委員会(2015)株式会社フィルムアート社〈12**〉(横浜校図書館)

・引用
ーメモ


要点:
-一章はファッションとパクリについて、ファッションはパリコレとファーストファッションなど、パクリは当たり前になってきているし、人間の本質として模倣するは進化の過程の一つでもあるし、境界線が難しい
-生産消費者の登場(p24)
・かつての洋裁的な服作りの価値は「実用品」としての側面がもっぱらであったのに対し、今日的な「2.0」のものづくりは「つくること」それ自体に自律的意味づけを見出している。(p25)
-法的に衣服は実用品なので、デザイン的な著作権が認められにくい。=コピーされやすい。ハサミに著作権を認めてしまうとあの形のものは使えなくなるので、みんな不便になるので、ハサミのような実用品には著作権は認められていないそう。(p28)

-アイディアをどこまで公開するかの個人的な悩みがあるのですが、ファッションもわりとアイディアの奪い合いで売れるものを優先してるので、なんか親近感を感じた(p129)
-パリコレもそうだけど、おしゃれな服=女性なイメージあるなー、斬新なデザインも女性のモデルが着てる
-なんか女性のモデル似てる気がする。男性モデルだともう少し個性的な気がする。完全な主観
-男用の服作るの難しいかねー、やっぱりワンピースやスカートは斬新なデザインにしやすいのかな?

読書『xーDESIGNー未来をプロットタイピングするためにー』坂井直樹ほか(2013)慶應義塾大学出版会株式会社〈13**〉(横浜校図書館)

・引用
ーメモ


要点:
-xって掛け算、異分野の掛け算のことかな?(p34)
-一人一人にぴったり合うイス、まるで衣服のようにそれぞれの身長や大樹にぴったりの椅子。逆に誰にでも切れる服はないか?着物とかそんな感じよね、多少は着方で調整してるし(p126)あと服の規格ってわりと人とあってない感する。
-インクルーシブ・ファッションがあるらしい(p148)使い易くても気に入らないこともあり、心に寄り添ったデザインも必要
-ファッションで未来を提案できるのかなー⁇(p154)
-ファッション×生物とかじゃないけど、何かをうまくファッションと組み合わせれればなー

読書『「イノベータ」で読む アパレル全史』中野香織(2020)株式会社日本実業出版社〈14*〉(横浜校図書館)

・引用
ーメモ


要点:
-ココシャネルはファッションの革命児として有名だけど、ユニクロの柳井正も結構な革命児
-年齢、性別、好みを問わないベーシックな服がユニクロ(p166)+低価格、シーズンも追わない
-オートクチュールの、オーダーメイドの逆の発想

読書『FASHION DESIGN BASICS 世界共通、ファッションデザインの基礎知識』Richard Sorger&Jenny Udale(2010)株式会社ビー・エヌ・エヌ新社〈15*〉(横浜校図書館)

・引用
ーメモ


要点:
-デザイナーになりたい人の基礎本
-デザインから販売まで詳しく書かれている

以上(2020/07/23)

7月・12回目の授業Last

前期まとめ

・3Dプリンター届いたので、そろそろ制作の準備を進めます。(夏休みページにまとめていく予定)
・夏休みの合宿参加予定夏休みページにまとめていく予定)
・卒論の文字起こしをそろそろしないと1万字以上の大作

以上(2020/07/30)

以上(200730)